掲載情報 2007.12.18 : 宮崎日日新聞

全国へ事業展開好調

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結婚情報提供の場「ブライダル図書館」
全国へ事業展開好調 宮崎市 ・ウエディングM


ブライダル関連業のウエディングM(宮崎市、小林久晃社長)が 考案した「ブライダル図書館」の県外開設が進んでいる。
契約を結んだ同業他社へ開設のノウハウを提供する事業展開で、 来年1月には15店目が栃木県に開業予定。
大型投資を伴わず、業績向上につながるビジネスモデルとして 順調に実績を上げており、 同社は全都道府県へのネットワーク拡大を視野に入れている。

栃木に来月15店目開業 少額投資で集客力
同図書館は百〜二百冊の結婚情報誌などをそろえた小規模店舖で、 結婚を考えるカップルらへの情報提供の揚として、 同社が2004年に宮碕、都城市の2ヶ所に開設。
気軽に利用できるように店内では売り込みをせず、 相談がなければ基本的に接客もしない、 といったコンセプトを掲げている。
利用無料だが、結婚式揚からの顧客紹介をメーンとするブライダル 関連企業には、店舗と併設することで来客数を 増やし、商機を見いだせるメリットがある。
また、本棚や本代などのほかに投資も要らず、 短期間で開設にこぎ着けられる。

同社は05年4月から、3年更新で ロイヤルティーを徴収しての開設事業を始めて PRしたところ、集客の核として導入する同業者が 順調に増え、現在、北海道や兵庫、沖縄県など 12道県に開設された。
店舗名と類似した店が一部で出店したため、 商標登録を取得し、知財管理にも力を入れている。
同社第一営業部の星崎健次部長は 「式場へ払う顧客紹介料といったコストがかからず、 利益率を高められる。月に300組来店する店もあり、 業界の反応もよい」と全国展開に自信を見せる。

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