中小企業経営革新支援法とは?
中小企業の事業主の皆様、
平成11年に施行された中小企業経営革新支援法という法律
を
ご存知ですか?
不況回復の兆しも見えぬ経済状況の中にあってこの法律は
「経済的環境の変化に即応して中小企業が行なう
経営革新を支援するための措置を講じ、中小企業の
将来の経営革新に寄与する経営基盤の強化を支援するための
措置を講ずることにより、中小企業の創意ある向上発展を図り、
もって国民経済の健全な発展に資することを目的とする」
ものである。
本法の特徴は
【1】全業種での経営革新を幅広く支援
【2】柔軟な連携体制で実施
【3】経営目的の設定
となっています。
では本法が適用される企業はというと、
全業種の中小企業者又は組合等です。
(中小企業は原則として資本金3億以下又は従業員
300名以下の企業、組合は協業組合、商工組合、
水産加工組合等です。詳細は各都道府県、
国の各地万機関等にご照会下さい。)
★支援の受け方
まず、手続きに従い、「経営革新計画」を作成し、
都道府県知事又は、国の各地方機関、本省等に
提出し承認を得る必要があります。
(*詳細は各機関へお問い合わせ下さい。)
そして、承認が降りれば計画期間中、次のような支援措置を
利用することが可能となります。
○中小企業経営革新補助金制度
○中小企業金融公庫等低利融資制度
○各種税制措置
○信用保証協会による信用保険の特例
○高度化融資制度
○中小企業投資育成制度の特例
○新規事業開拓促進出資事業
○雇用対策臨時特例法
○新規・成長分野雇用創出特別奨励金
○小規模企業者等設備導入資金助成法の特例
○研究開発型中小企業に対する特許関係料金減免制産
なお、計画の承認は支援措置を保証するものではなく、
計画の承認を受けた後、申請者は、計画の承認と同時に希望
する支援機関において事前に相談をおこなって下さい。
以上が中小企業経営革新支援法の概要です。
そこで、実際に今年5月にこの支援法の承認を受け
認定企業となった「ウエディング宮崎」さんにお話を伺った。
県内に3店舖を構え、都城ではプランニングえむを展開
しているウエディング宮崎ではブライダル業界において前例
のないサービスである「ブライダル図書館」を展開。
サービス内容として、最新のブライダル雑誌、パンフ各種を
自由に閲覧できる「ブライダル図書館コーナー」と希望の
スタイルの挙式、披露宴などの総費用の概算がすぐ分かる
「一発回答サービス」があり、これから結婚を迎える
お二人の経済的、時間的なロスを軽減する為のサービスを
提供している。今後も新しいことに前向きに、
お客様の立場なって何が求められているかを考え、
新たな事業展開を考えていきたいとのことだ。
その他、「ブライダル図書館」
「自己資金0からOKなウエディングプラン」
著作権申請予定。
ビジネスモデル特許申請予定(全店)とのこと。
この支援法を活用すれば経営革新に関わる設備、
広告費など経費のほとんどが支援対象となるため、
これから新たに事業展開をお考えの中小企業の事業主の方は
ぜひご検討を!